ぎっくり腰になったときの対処法

もしなってしまったら、とにかく「冷やす」こと

ふだんのなんでもない動作からいきなり起こってしまう「ぎっくり腰」は、転ばぬ先の杖で予防も重要です。

 

最善の方法は、ふだんから筋肉をほぐしておくことですね。もし「ぎっくり腰」になってしまったら、最初に正しい対処をすることがどんなケガ、病気においてももっともたいせつになってくるのはいうまでもありません。

 

「ぎっくり腰」は筋肉の痙攣(けいれん)が痛みの原因として絡みあっていますから、マッサージしてほぐすことを思いつくかもしれません。けれど、いのいちばんにすべきはマッサージではなく、湿布などで腰を冷やすことなのです。

 

その理由は筋肉の痙攣と同時に腰椎が炎症を起こしているからです。この場合はまちがっても温めてはならず、冷やして炎症を抑えるのが正しい対処法ですよ。

 

患部を冷やす方法としては湿布が簡単ですが、氷水で冷やすとさらに効果的。ポリ袋に水と氷を入れて、20~30分間ほど腰にあててください。痛みが続くようなら、2~3時間あけて再度氷水をあてましょう。

 

こうして断続的に氷水で腰を冷やす処置を2~3日続ければ、かなり「ぎっくり腰」は改善されるはずです。アイス枕系のグッズが2個あるなら、それを交互に使用してもいいでしょう。

 


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